オービスに撮影されたら?
下記は一般的なスケジュールですが地域や違反内容によって異なります。
1.通知書 (郵便物) の到着を待ちます
- <オービスが光ってしまった>
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到着までの期間は幅があり数週間から三ヵ月程度となっているようです。
- <落ち込んでいるあなたへ>
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ネズミ捕りなども含めると平成26年に最高速度違反をした方は1,835,930人もいます。
ありきたりですが速度超過による事故を防げたと前向きに感謝するのもよいかもしれません。
今後は同じ過ちを繰り返さないことと、安全運転やゆとりある運転を心がけましょう。
- <いくら待っても届かない?>
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まだ全国にはフィルム式の旧型のオービスが現存しています。それらはフィルムが切れると記録できません。
新型オービスには警告として発光するタイプがあり、その場合は対象外です。
何らかの原因でナンバープレートやドライバーの顔が認識しづらい場合も通知が来ないようです。
但し故意にナンバーや顔を隠すと他の路上カメラを総動員して検挙されますのでご注意ください。
2.通知書が自宅に届きます
- <通知と準備>
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封筒の場合とハガキの場合があるようですが、内容としては違反した車のナンバー、違反日時、違反場所、出頭する場所、日時、それに当日必要なものが書いてあります。地域によっては違反内容などの記載が無く「お尋ねしたいことがあるので来て下さい」しか記載されていない場合もあります。
【当日持参するもの】
○通知書
○運転免許書
○車検証
○印鑑
○筆記用具
※地域により持参するものは異なります。
※旅行中など遠方での違反の場合は近くに変更してもらえます。但し違反内容を認めることが条件です。
※違反内容に異議がある場合は通知の指定場所に出向く必要があります。
3.通知書で指定された場所へ出頭します
- <警察署へ>
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出頭時は車で良い場合と公共交通機関を薦められる場合があります。
4.取り調べ
- <違反内容の確認>
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オービスの写真を拝見しながら違反時の状況確認や内容に間違いがないか確認されます。
違反を認めると赤切符が切られます。その後は簡易裁判所への出廷通知が届くまで待機します。
5.簡易裁判所へ出廷する
- <罰金の決定と納付>
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簡単な聞き取りが行われ罰金が決まります。罰金はその場で払う地域と後日振り込む地域があるようです。
超過速度 |
違反点数 |
反則金・罰金 |
50km以上 |
12点 |
6ヶ月以下の懲役 又は10万円以下の罰金 |
50km未満 |
6点 |
6ヶ月以下の懲役 又は10万円以下の罰金 |
6.停止処分者講習
- <免停期間の大幅短縮>
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講習は任意ですが免許センターなどで講習を受けて試験の結果がよければ、30日間の免停期間が29日まで短縮することが可能です。講習費用と期間は免停の処分日数により異なります。※ここで免許返却を行う場合があります。
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短期 |
中期 |
長期 |
処分期間 |
30日 |
60日 |
90日以上 |
講習時間 |
1日で6時間 |
2日で10時間 |
2日で12時間 |
講習料金 |
12,600円 |
21,000円 |
25,200円 |
4.終了
- <免許証の返却>
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免停期間が終了したら免許証を受け取り運転ができるようになります。※免許の受け取りは返却場所と同じ免許センターなどが多いです。